クラウドワークサイトを通して、いくつかの在宅ワークをやってきました。
その中でも、今手持ちでやっているものは、表題にあるとおりの「BUYMA」商品登録のみです。
昨年の冬場からやっているので、もう1年半ぐらいレギュラーで請け負わせていただいてます。
どんなお仕事なのか気にはなっているけど、周りでやっている人もいないしなぁとためらっている方のお役に立てば幸いです。
採用までの道のり
私の場合、シュフティ経由でしたけど、ほかのクラウドワークサイトやSOHO系の募集サイトでもよく見かけますね。
よくある募集内容はこんな感じでしょうか。
「アパレル販売サイトでの出品登録 初心者・主婦の方歓迎!」
- PCは基本操作だけでOK
- 画像作成あり
- マニュアルあり
- 文字の入力はコピペ中心
- 海外ファッションサイトから、必要な事項を抜き出してコピペして出品
- 翻訳サイトを通すので、語学スキルは必要なし
- スカイプ、チャットワークなどで連絡が可能な方
- 他のバイヤーさんとのお仕事(契約)をしていない方(掛け持ちはNG)
- 一か月100品程度の出品が可能な方
- ファッションが好きで、コツコツ作業が苦でない方
なんていう感じの募集内容ですね。
報酬は、一品当たり50円(手数料込み)がだいたいの相場みたいです。
私の場合、最初にこの手の募集を見たときに、まず躊躇したのが
「ファッションが好きな方」っていうところなんですよね(笑)。
そりゃ、いちおう女ですから、着るもの身に着けるもの、なんでもいいわーとは思いませんが、特にどこそこのブランドが好きとか、ファッション的に追ってるものとか全然ないんです。美容院でSTORYとか渡されると困る(笑)。
でも、このお仕事、はっきり申し上げさせていただくと、ファッションの好き嫌い関係はありません!
詳しかったりすれば別ですけど…。それならパーソナルショッパー(出品者)をやったほうがいいに決まってる。
詳しいのなら…(資本も少しは必要ですけど)。
ファッションに疎い私が「とりあえずぶつかれ!」で応募
ファッションが好きな方、という面だけが気になってはいたけど、とりあえず募集の内容がピンっ!と来たクライアントさんの募集にコンタクトをしてみました(一緒に頑張りましょう!みたいなコメントに惹かれました)。
- PC操作は、基本操作問題ありません
- ただファッションに関しても知識は疎いかと思いますが…
軽い自己紹介とともに、応募!
翌日、クライアントさんからの返答がありました。
海外ブランドアクセサリーの公式サイトURLがメッセージ内に貼られており、まずはこちらの商品を出品するとして、どのように翻訳するかを拝見させてくださいという連絡でした。
単に海外の言語を翻訳することだけでなく、商品ページを見たお客様に対して「どうアプローチが出来るかどうか」というところを判断したいそうです。翻訳に関してはGoogle翻訳などを使ってくださいとの事でした。
テスト翻訳はOK!連絡手段としてスカイプのアカウントを取得する。
テスト翻訳は問題なくOKとの事。
その後、さらに詳しい話(実質的なこと)に進めるため、一度スカイプで会話させていただきたいという連絡をもらいました。クライアントさんは海外在住の方で、こちらの時間と日夜が真逆になります。こちらが夕方に向こうが朝って感じです。
え?いきなり会話~?!を思いましたが…。とりあえずフェイスブックのアカウントから紐づけして、スカイプのアプリをダウンロード・設定しました。夕方はこちらも子供がおりますので背後が騒がしいかと思いますがよろしくお願いしますとお伝えしたところ、クライアントさんもお子さんがいるので、それは全く無問題です!お気になさらずにね~とのことで安心しました(^^)
BUYMAのアカウントを自分で取得。下書き出品で1つ仕上げる。
スカイプでの会話は、お互いの個人的なプロフィールを話すことと、BUYMAの出品に関して、まずは私の方でアカウントを取って、そのアカウントでの出品作業を一件やってほしいとの事でした。
BUYMAは買うのも出品するのもアカウントは必要なので、アカウントを取ること自体はそんなに大変ではないのですが…。
(Yahoo!なんかと同じだと思います。Yahoo!ショッピングは簡単に利用できるけど、オークションやYahoo!ショッピングの出品者になるために、少々の手続きが必要なのと同様の感覚ですかね)
パーソナルショッパー(売る人)のための手続きは、ちょっとだけめんどくさいです。バリバリ個人情報の入力箇所がありますから。
そしてパーソナルショッパー資格を得たところで、テストとなる出品を一つしたんですけど、いきなりBUYMA運営からメールがきました。
具体的なことは伏せますが、「この出品に関しても検品はどのようにされるおつもりですか?」という内容の問い合わせメールです。
BUYMAは、個人で買い付けしたものに関して、ブランド品が正規のものであるかどうかのチェックが常に審査されているようでして、疑わしきものあれば即座に出品停止になってしまいます。必ずパーソナルショッパーの手を経て検品したものを、お客様に対して発送する必要があります。その辺がひっかかった部分になったんですけど、これは本当に出品が目的ではない作業なのでどうしたものかと思い、クライアントさんにその旨連絡したところ、向こうとしても「やっぱりそう来るよね」と想定済みだったらしいです。
クライアントさんから「このように対応してください」という具体策を教えていただき、BUYMA側に返答をし、お問い合わせメールに関しての件は無事クリアとなりました。
仕事を頼む人が「ちゃんとした人」であることを確認したいための、テスト二段階だったわけです。
そのややこしい作業があって、やっと採用…となったわけですが。
なんでこんなめんどくさいこと(自分でアカウントを取る必要)があるんだって?に思ってた部分は、実際に出品作業をしていく中で分かりました。
実際の作業は、クライアントさんのアカウントとパスワードでログインして出品作業を行うわけですが、ログインした先のページには、信用のある人じゃないと触れさせたくない部分がいっぱいあるからです。例えば入金管理とかですよね。見れちゃうのですから(もちろん見たことはありません。サイトの構成としてその部分があるという事だけを知っています)。
BUYMAの出品作業をクラウドでやっている人が全員通ってる道なのかはわかりませんが、クライアントさんがおっしゃるに
「この手順は、応募されてきた方みなさんにお願いしていることです」との事です。
身元がはっきりしてる人じゃないとやっぱりね、お金がからむことですしね。
クライアントさん側からしてみてば、ワーカーの個人情報を押さえておくべく手法として、テストでアカウントを取得させているのでしょう。仮にととったアカウントのIDとパスワードは、クライアントさんに通知し、そこからテスト出品の内容を確認していただいているので。
スカイプで相手と直接会話するのっていうのも、個人を知るうえで重要な手段ですよね。単に個人情報という以外にも、その人のパーソナリティって会話して初めてわかるものってありますし。
この辺のノウハウは、BUYMAパーソナルショッパーをやる人が有料で買う商材みたいなものの中にHowToとしてあるんじゃないかと想像します。アフェリエイト商材なんかと同じような感じですよね。
いざ、採用となってからも大変な事は続いていますが(笑)、それはまた別の記事にて。
大変は大変なんですけど、やっぱり一度会話した相手だし、クライアントさんもこちらが子持ち主婦だってことはよく理解してくださっているので、無理難題言われることはありません。だからずっと継続できているんです。クライアントさんを信用しておりますし、私も頑張ってクライアントさんのお役にたつ仕事をしたいと思っています。

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